お金のはなし
私の50代は今振り返ってみても暗黒の時代
いちばん暗くしたのはお金の苦労だった
アラフィフとなったころ、税理士に夫とともに呼び出され言われた
このままでは倒産です
そのときまで自営の会社の経理は当時社長であった姑がすべてを握っていた
姑は税理士の後ろで一言も発しなかったのを今も覚えている
ともかくどうにかしなくてはと、営業の夫は売上を上げる作戦に
お店のリフォームもした
一番の負担の人件費のためリストラもしたけど、お店の定休日を減らした
負担は私と夫にかかってきた
酷いときは3ヶ月間休み無し
5,6年経っても、思うような結果は出せなかった
子供の仕送りに目処が立ち、老後の貯金をしようと考えていた50代
お金 お金 あっちのお金をこっちに動かし仕入れの支払、経費の支払、給料の支払
日々のご飯に困ることはなくても手形の決済には資金不足で自分たちの保険を解約した
こんな状況にした姑を恨む日々だった
お金がいちばん大事じゃないと思うようにしたこともあった
身にしみてお金の大事さがわかった
だからお金から逃げたかったあのころ
楽しみは宝くじが当たったらの妄想に浸ること
リーマンショックがあり、そしてあの東日本大震災
私は一大決心をした
それで今があると思う 長くなるので次回に